テンペのレシピ

テンペは様々なお料理に活用できるとても便利な食材です。
とはいえ、「どうやって食べたらいいの?」「テンペのおいしい食べ方を教えて」と言われることが多いので、いくつかご紹介します。

 

テンペのから揚げ
テンペのスパイシー照り焼き
素揚げテンペの食べ方いろいろ

 

テンペのから揚げ

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材料(テンペ100gサイズ1個あたり)
・しょうゆ 10g(小さじ2)
・砂糖 3g(小さじ1/2強)
・水  5g(小さじ1)
・塩  少々(なくてもOK)
・すりおろししょうが 1g
・すりおろしにんにく 1g
・米粉(全体にまぶす用)  

作り方
1.テンペを小さく切る(100gサイズの場合、8等分くらい)
2.材料に30分くらい漬け込む
3.粉をまぶす(粉は米粉や片栗粉、小麦粉などお好みで)
4.油で揚げる(中火より少し強いくらい)

作り方のコツ

冷凍テンペは調味料の吸い込みが早いので、一旦すべての調味料を混ぜてから切ったテンペにふりかけるのが、まんべんなく味付けするコツです。もし切ったテンペに調味料を順番に入れる場合は、お水を一番先に投入すると、お醤油が一部のテンペだけに偏ってしまうのを防げて良いと思います。  

メモ

から揚げには、大豆のテンペかひよこ豆のテンペがよく合います。
多様な食生活に対応できるよう、最小限の材料で作るレシピになっています。みりんを使う時はお砂糖の量を減らしたり、お酒を加えたり、水を昆布出汁にしたり、ご自由に調整ください。(各ご家庭のいつものから揚げの味付けでどうぞ♪)
しっかり味付けすると、冷めてもとても美味しいです。

追記:お塩の分量はこれまで「少々(0.2gくらい)」としていましたが、店主は入れない方が好きな気がしたので、表記を変えました(2022/5/16)

 

 

テンペのスパイシー照り焼き

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材料(テンペ100gサイズ1個あたり)
・しょうゆ 10g(小さじ2)
・砂糖 10g(小さじ2)
・シラチャーソース 12g(小さじ2強)
※調味料の分量はお好みで調整してください。 

作り方
1.テンペを細かく切る
2.調味料をあらかじめ混ぜておく
3.細かく切ったテンペを油で素揚げか揚げ焼きにして、表面をカリカリにする
4.混ぜておいた調味料をすべて投入してテンペに絡める
 

メモ

シラチャーソースはガーリックの旨味がきいたアジア系のチリソースで、最近は普通のスーパーマーケットでもよく見かけます。
サンバルで代用したり、お砂糖なしにしてスイートチリソースを使ったり、手に入りやすい調味料をお使いいただければOKです。
もちろんチリソースを使わず、普通の照り焼きにしても美味しいのですが、甘くてピリ辛の味付けはかなり病みつきになります。店主は大豆のテンペの味付けの中でこのピリ辛が一番好きかも。
ちなみに当店の人気商品「大豆テンペのスパイシー照り焼き」は、自家製のチリソースを使用しています。

 

 

素揚げテンペの食べ方いろいろ

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1cm幅くらいにスライスしたテンペを素揚げしてお塩をふるだけで、シンプルで美味しいおやつ(またはお酒のおつまみ)になります。メーカーによって味や風味の異なるテンペですが、この食べ方が一番、どんなテンペかわかりやすいです。
黒胡椒を多めに振りかけたり、カレー粉やケイジャンスパイスなど、お好みのスパイスで味変するのも楽しいです。また、いろんな種類のディップをつけて食べると、食べ方がもっと広がりますね。

 

それから、角切りにしたテンペを素揚げして、サラダにトッピングすると、食べ応えのあるパワーサラダになります。
サラダやドレッシングとの相性がとても良いので、ひよこ豆のテンペを入手されたら一度はお試しいただきたい食べ方です。

 

メモ

テンペはブロック状になっていますので、メニューやお好みによって切り方をいろいろ変えられるのも嬉しいポイントのひとつです。
発酵の独特な風味は比較的少なめですが、やはりテンペの風味もちょっと苦手…という場合は、小さめか細かく切ってカリカリに揚げると、風味が飛んで食べやすくなります。

 

 

この他にも様々なテンペの食べ方、レシピを当店インスタグラムでご紹介していますので、ぜひご覧くださいね。
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