FAQ
■お送りしたテンペについて
Q:テンペは解凍後にそのまま食べても大丈夫ですか?
A:加熱調理してからお召し上がりください。
製造後すぐに真空包装し急速冷凍していますので、テンペの質をできるだけ落とさずにお送りしていますが、到着後の解凍や保存の仕方により状況が変わる可能性があるため、安全面を考慮して加熱してください。サラダのトッピングにする等シンプルに食べたい場合は、一度茹でてからお使いいただくのがおすすめです。
Q:加熱調理したらテンペ菌は死滅しますか?
A:はい。テンペ菌は死滅してしまいますが、一般的に発酵食品として以下の利点があると言われていますので、いずれにしても微生物の恩恵には与れます。
①善玉菌のエサになり腸内環境を整える ②発酵により素材(お豆)の旨味と栄養価がすでに高まっている ③微生物が予め消化吸収しやすい状態にしてくれているので胃腸の負担が減る
Q:おすすめの調理方法はありますか?
A:良質の油で揚げ焼きしたテンペを塩や、カレー粉、ケイジャンスパイス、ハーブ塩などで味変するとテンペをシンプルに楽しめます。店主は照り焼きも好きですが、スイートチリやシラチャーソース、コチュジャンなどアジア系の甘くて辛い、または甘くて酸っぱ辛い味付けにするのが大好きです。店主家族には、ケチャップ炒めが好評です。
ダイズ属のお豆(大豆、黒豆、青大豆など)は、どんな調理法でもハズレはないと思います。インゲンマメ属(金時豆や花豆など)やひよこ豆はスパイシーな味付けと相性が良く、また、ホクホクとしてお芋のような食感なので、フライドポテトっぽくしたり、マッシュにしたり、海外の豆料理を参考にするとお料理イメージが広がりやすいです。
テンペの食べ方については、インスタグラムで時々アップしていきますのでチェックしてくださいね。
Q:テンペに黒カビのような斑点がありました。もう食べられませんか?
A:白い菌糸部分にダークスポット(小さな黒い斑点)があらわれる場合がありますが、これは発酵が進んだために生じた胞子で、食用にあたっては無害です。
もしも黒ではなくて、赤や青のカビが発生していたら、それは“食べられないカビ”(発酵ではなく腐敗)ですので、お召し上がりにならないでください。
Q:お酒のようなにおいがします。
A:アンモニア臭またはアルコール臭がするテンペは、食べられません。
万が一、当店商品の開封直後にそのような臭いがした場合は、お召し上がりにならずに当店へご連絡ください。
■運営について
Q:テンペのプラスチック包装を減らせませんか?
A:衛生面を考慮して、今のところ当店ではプラスチック素材での真空包装を採用しています。また、真空包装は一時的な発酵止めの役割も担っているため、プラスチックを使用しない場合、発酵が進んでしまうことも考慮しなければなりません。しかし世の中の、過剰で無駄な包装は店主も好きではありませんので、そのあたりは意識して運営にあたっています。
Q:すぐに送っていただきたいのですが?
A:ご注文いただいてから1週間以内を目安に発送いたします。食品廃棄を減らすため、作り置きの在庫はあまり持たず、基本的にはご注文後に製造を開始したいと思いますのでご理解いただけると嬉しいです。
Q:お店に直接買いに行けますか?
A:当店は現在ネット販売を専業としており実店舗をもっていないため、残念ながらお越しいただけません。
■「テンペの定期便」について
※現在「テンペの定期便」は運用をお休みしています。
Q:「テンペの定期便」は毎月いつ頃発送されますか?
A:初回はお申込みいただいてから1週間以内を目安に発送いたします。2回目以降は、前回の1ヶ月後を目安に発送します。
定期便をお申込みの際にショッピングカートでご指定いただくお届け曜日などは目安ですので、状況により多少前後することがあります。
Q:決済方法は選べますか?
A:「テンペの定期便」の場合、毎月のスムーズな発送と決済処理のため、現在はクレジットカード決済のみとさせていただいております。
クレジットカード利用明細には、当店屋号ではなく『カラーミーリピート』と記載されます。
Q:定期便を途中で解約したり、ひと月スキップしたりできますか?
A:お客様側では定期便のお申込内容を変更いただけませんので、ご希望の場合はお問い合わせフォームからご連絡ください。
製造中はすぐに対応できず、処理にしばらくお時間をいただくこともあるかと思いますので、次回の発送まで日数に余裕をもってご連絡いただけますと幸いです。
Q:大豆アレルギーなので「テンペの定期便」の「ソイフリーセット」を申し込みたいのですが、食物アレルギー対策はどのようにしていますか?
A:すべての製品について、同じ設備・調理器具を使用して製造しています。もちろんテンペの種類ごとに洗浄はしていますが、とても小さな製造所ですので、今のところ設備等を完全に分けることはとても難しい状況です。ただ、店主の家族も複数の食物アレルギーをもっているので、食べられるもの探しの大変さは長年痛感しています。
将来的に、安心してご購入いただけるような製造環境に移行していけるよう、努力していきたいと考えています。
■店主の想いについて
Q:商品に貼ってあるラベルに「発酵メモ」と書いてありますが、これは何ですか?
A:テンペ発酵中に流していた音楽のジャンルやその日のお天気などを記載しています。店主は、発酵作業をしてくれている微生物たちを同僚のように思い一緒に音楽を聴きながら仕事しているのですが、お豆一粒一粒は人間と同じように唯一無二の存在ですし、そこにその時の「微生物」「季節」「気候」「産地」「音楽」といった複数の要素が絡み合ったら、テンペ自体もひとつひとつに個性が出るような気がします。当店のお客様には、テンペの味だけでなく、そういった楽しさも味わっていただきたくて記載しています。
Q:TEMPEH STUDIO TOKYOはなぜ「TEMPE」ではなく「TEMPEH」と表記しているのですか?
A:「About -テンペ」のページにも書きましたが、テンペの発祥地インドネシアでは「Tempe」と表記しますが、欧米などでは「Tempeh」と表記されることが多いです。
当店を立ち上げるにあたり、製造や運営について様々なリソースから情報を収集しましたが、メーカーさんに問い合わせたくても、なんとなく企業秘密を聞き出すような後ろめたさを感じてしまったので、日本国内のメーカーさんではなく、商圏の異なる海外の様々なテンペメーカーさんに問い合わせをしまくりました。そして、世界中の製造者たちと情報交換し、助けられ、オープンに至ったので、海外の仲間たちへの感謝と敬意を表する意味で「Tempeh」と表記する方を選びました。
Q:メーカーによってテンペの味が違うって本当ですか?
A:本当です。製造工程のちょっとした違いや、素材や設備の違い、それから各メーカーさんの研究の積み重ねなどで、味が変わってくるようです。
TEMPEH STUDIO TOKYOのテンペは、クセがなく食べやすくて美味しいとご好評をいただいています。
初めて買うテンペによって印象は大きく変わるので、「テンペは苦手」と感じてしまう可能性があるのが少し心配ですが、当店のテンペのようにクセがなく食べやすいものもありますので、いろいろと試してみていただきたいです。
テンペはまだまだ日本では馴染みの薄い食品なので、もっとお豆腐屋さんのように製造者が増えて、消費者がいろいろと選り好みできるほど市場が醸成されればよいなと思っています。